■ おにぎりに欠かせないアレに葉酸がたくさん?!
おにぎりやちらし寿司などに、欠かせない食材といえば、「焼き海苔」ではないでしょうか。
ほんのりと磯の香りがして、おにぎりの味が際立って、とても美味しいですよね。
そんな万能な海苔には、実は葉酸も含まれているということを知っていましたか?
- どれくらいの葉酸が含まれているの?
- 水分が40%以下の食材の中では2番目に多い
- 焼き海苔7枚で400μg程度摂取できる
海藻を乾燥させた海苔は、栄養素が豊富に含まれていますが、葉酸もたくさん入っているのですよね。
焼き海苔100gあたりに、葉酸はなんと1,900μgも含まれているのですよ!
水分が40%以下の食材のなかでは、2番目に葉酸が多い食材として知られています。
でも、焼き海苔ってペラペラなので、一体どれくらい食べれば良いのか、不安になりますよね。
焼き海苔だと、1日に必要な葉酸の摂取量である400μgをカバーするには、何g必要なのでしょうか。
焼き海苔で400μgの葉酸を摂取するには、およそ21gの焼き海苔が必要なのですよ。
これは、19cm×21cmの、大きなサイズの焼き海苔のおよそ7枚分に相当します。
海苔なら、そのまま食べても、細かく刻んで食材に混ぜるなど、色々な工夫ができますよ!
■ 海苔に含まれる、葉酸以外の栄養素とは?
焼き海苔などの海草類って、からだに良さそうなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
髪の毛や美容のために海藻をたくさん食べている、という方もいるのではないかと思います。
海苔に含まれる、葉酸以外の栄養素には一体どんなものがあるのか、しらべてみました。
- 良質なタンパク質が豊富
- ビタミンAやビタミンBも多い
- ビタミンCや鉄分が豊富
海苔には、良質なタンパク質を含んでいて、海苔全体の3〜4割がタンパク質と言われています。
さらに、タンパク質の構成成分である、旨味成分のグルタミン酸やアスパラギン酸を多く含みます。
また、免疫力を高める効果があるとされる、ビタミンAも豊富に含んでいるのですよね。
海苔2枚食べるだけで、1日に必要なビタミンAを摂取することができるのですよ!
海苔はその他にも、ビタミンBやビタミンC、さらに鉄分も豊富に含んでいます。
海苔に含まれているビタミンCは、熱に強いという特性があるので、加熱調理で失われないのですよ。
海苔からは、レバーと同等の鉄分が摂れるので、妊娠中の貧血対策にもうってつけですね!
ビタミンCは、鉄分の吸収を良くする働きもあるので、一緒に摂れると一石二鳥ですね。
■ 海苔は食べ過ぎるとからだに悪い?
からだに良いとされる食材でも、食べ過ぎてしまうと、かえってからだに悪くなってしまいますよね。
栄養がたっぷりの海苔も、食べ過ぎてしまうとからだに悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
- 海草類に含まれるヨードは過剰摂取に注意
- ヨードの摂り過ぎは、甲状腺の病気のリスクを高める
- 海苔だけだと、1日50枚近く食べなければ大丈夫
海苔のほかにも、ワカメや昆布などの海草類には、ヨードと呼ばれるミネラル成分が多いのですよね。
このヨードを摂り過ぎてしまうと、甲状腺ホルモン肥大などの病気になるリスクが高まるのですよ!
もとから甲状腺の病気を患っている人がヨードを摂り過ぎると、病状が悪化するとも言われています。
でも、ヨードの過剰摂取になるまで海苔を食べるとなると、1日50枚近く食べないといけないのですよね。
葉酸量だけでみると、1日7枚程度で良いので、過剰摂取の心配はいらないのですよ!
でも、海苔のなかでも、味付け海苔には塩分や糖分が多いので、妊娠中は要注意ですね。
体重増加の原因にしないためにも、海苔は焼き海苔を食べるようにすると良いですよ。
■手軽に葉酸を摂取したいなら、サプリメントがオススメ
海苔だけでも頑張れば葉酸をたくさん摂取できるけど、続けるとなると大変ですよね。
毎日海苔ばかり食べていると、飽きてしまってうんざりする方も多いのではないでしょうか。
葉酸は、食材での摂取よりも、違う方法で摂取することがオススメされているのですよ!
- 葉酸サプリメントなら手軽にたくさん摂取出来る
- 他にも栄養素が豊富な商品も多い
葉酸は、熱や水に弱い性質があるので、食材だけで補うのは結構難しいのですよね。
さらに、つわりのある方や、食事制限をしている方は、思うように葉酸の摂取が出来ないと思います。
そんな方でも、無理なく葉酸を手軽に摂取出来る方法は、サプリメントを使用することです。
葉酸サプリメントなら、水でサッと飲めて、1日1〜2粒程度の服用で済むので楽チンですよ!
葉酸以外にも、妊娠中に摂りたい栄養素が配合されているものも多いので、嬉しいですよね。
ドラッグストアや薬局、ネット通販などで簡単に購入できるので、是非試してみてくださいね。