仕組みと流れ
贈る人
- 贈り相手の嗜好・関係性を考えカタログギフトの掲載商品や巻頭特集をよく比較する
- 予算にあったカタログギフトのコースを決める
- オンラインショップや実店舗で申し込み
- カタログギフトを手渡しするか、発送する
もらった人
- カタログギフトの掲載商品の中から好みのアイテムを選ぶ
- ハガキ・ファックス・ウェブサイトから申し込む
- 選んだアイテムが手元に届く
- カタログギフトのメリットは選んだアイテムが家まで届けてくれるところです。もらった人も引き取りに店舗に出向くこともなく、アイテムを一覧から選ぶだけです。
これまでは、申し込みハガキでの引き換えが主流でしたが、近年はスマートフォンやパソコンから手軽に申し込みができるので、ポストに行く手間すらなく、大変簡単にほしいアイテムをオーダーできるようになっています。
使えるおすすめシーンは?
ズバリ、なんにでも使えます!
慶事、弔事の引き出物やお祝いをいただいた際のお返し、内祝いと幅広く使える場面が多いことが、カタログギフトの特徴です。
最近のカタログギフトは、各メーカー冊子にも大変こだわっています。そのため、母の日ギフトや敬老の日など季節行事にもカタログギフトを使う人が増えています。
また、用途に特化したカタログギフトも増えています。例えば、結婚内祝い専用や出産内祝い専用です。巻頭特集で、用途にあった特集が組まれています。中には、選べるアイテムが新生活向けだとか、ベビー向けなど力を入れているカタログギフトもあります。用途に特化したカタログギフトは、違う用途で贈ると不適切になるので、ここだけは注意が必要です。
カタログギフトに熨斗紙(のしがみ)をまくことで、どんな場面でも使えます。それぞれの用途に合わせた熨斗紙を選んで贈りましょう。
カタログギフトは化粧箱に入っていて、包装なども柔軟に対応してくれるので、ギフトに大変向いています。
ここがポイント!
- カタログギフトは、シーンを選ばず使える便利な贈り物。
- 用途に特化したカタログギフトは、違った用途で贈ることがないように注意が必要。
いくらからあるの?
最近では、1000円代からとプチプライスなカタログギフトも登場しています。ちょっとした感謝の気持ちを伝えるためや、企業のセールスプロモーションにも使いやすくなっています。
反対に盛大にお祝いしたいときに使える、5〜30万円代の高価格帯カタログギフトもあります。
基本的には金額が高くなればなるほど、アイテムのランクが上がったり、選べるアイテムの数が増えたりします。
カタログギフトによって価格設定が異なりますが、1,000円刻み程度で多くのラインアップが用意されています。
カタログギフトが人気な理由
悩まずに贈れる
ギフトをもらう人の嗜好にあったアイテムをピッタリ当てることは至難の業で、贈る人を非常に悩ませます。
仲のいい人だったとしても、自然と笑顔が出るようなギフトを的確に用意することは容易ではないことでしょう。
そんな時、カタログギフトならそんな悩みから開放してくれるのです。
間違いがない
たくさんの時間を使ってもらう人のことを考えてギフトを贈っても、苦手なもの、十分たりているものなど、相手を困らせるという恐れがあります。
また、風習や地域性によって、好ましくない品物ではないかよく考える必要があります。
こんな時も、カタログギフトであれば、心配することがなく贈れます。
もらった人の良いコトと悪いコト
良いコト
- 選ぶ楽しみとアイテムが届く楽しみで、1度で2つの楽しみがある
- アイテムが被る、要らないものを贈って相手を困らせない
- バリエーションが豊富で、選べるアイテムには、モノ以外に日帰り温泉などもある
- 年齢性別を問わずにいいなと思うアイテムがある
- 自分のタイミングで自由に選べる
- 手渡ししても、かさばらないので安心
悪いコト
- カタログギフトを知らず、申し込み方が分からない人がいる
- 型にはまった贈り物になってしまう
- 自分で掲載アイテムから選んでいるので、誰からのギフトだったか忘れがち
- 引き換え券やコードを紛失すると手続きが大変で、最悪交換できないくなる
- アイテム引き換え期限があり、過ぎると最悪交換できなくなる
カタログギフトをもらった人の声
- 自分好みのアイテムが選べるから、嬉しい
- 家族で「どれにしようかなー」っとコミュニケーションツールにもなった
- お金は出すのはちょっとというアイテムも選べる
- アイテムを選ぶのが楽しかった
- 有名なブランド商品も掲載されていた
- もらって困るものをもらうより、カタログギフトが嬉しい
- 悩み過ぎて、期限が過ぎてしまった
カタログギフトのシステム料とは?
カタログギフトには、システム料というものがあります。金額は500円〜1000円が一般的です。この金額には、申し込みの管理、引き換え券を入力する人件費、アイテムを届ける際の送料などです。
例えば、5000円(システム料込)と掲載されていて、システム料が500円だと仮定した場合、このカタログギフトに掲載されているアイテムの一般的な価値は4500円ぐらいの物であることが多いです。掲載アイテムだけをみると損しているように感じる人もいることでしょう。
事前に設定金額のシステムや掲載アイテムを知った上で、希望にそう金額のカタログギフトを選びましょう。